イースト換算
計算結果
換算後
- 生イースト
- 21.00 g
- 活性ドライイースト
- 7.00 g
- インスタントイースト
- 7.00 g
- ドライイースト(容量換算)
- 2.25 小さじ
イースト換算は、生イースト・活性ドライイースト・インスタントイーストを相互に換算し、同時にグラム・小さじ・小袋の数で表示します。根拠になる比率は3対1で、ドライイースト1 gが生イースト3 gの働きをします。活性ドライとインスタントは1対1で置き換えられるので、この2つの違いは量ではなく使い方にあります。手元にあるイーストの量を入れ、種類と変換先を選ぶと、3つの形と小さじ数が一度に出ます。日本のスーパーで手に入るのはインスタントの小袋がほとんどなので、生イーストを使う欧州のレシピに当たったときは、この3対1だけ覚えておけば足ります。
生・活性ドライ・インスタントの重さの対応
| 生イースト(g) | 活性ドライ(g) | インスタント(g) | 小さじ(ドライ) | 小袋 |
|---|---|---|---|---|
| 9.33 | 3.11 | 3.11 | 1 | 0.44 |
| 18.9 | 6.3 | 6.3 | 2.03 | 0.9 |
| 21 | 7 | 7 | 2.25 | 1 |
| 42 | 14 | 14 | 4.5 | 2 |
| 84 | 28 | 28 | 9 | 4 |
行は、キッチンで実際に量る量を基準にしています。小さじ、生イーストの塊の3分の1、小袋1つ、2つ、4つです。活性ドライとインスタントの列はいつも同じ数になります。この2つは1対1で置き換えられるからです。
公式
生イースト(g) = 量 × 換算係数 · 目的のイースト(g) = 生イースト(g) ÷ 換算係数
- 量
- 手元にあるイーストの重さ
- 換算係数
- この種類のイースト1 gが置き換える生イーストのグラム数。生イーストなら1、ドライイーストならどちらも3です
- 生イースト
- 3つの種類に共通する基準。いったんすべて生イーストの重さに直してから比べます
- 小袋
- ドライイーストの7 g入りの袋。小さじ2¼杯分です
- 小さじ
- ドライイーストの3.11 g。7 g ÷ 2¼から来ています
お店に1種類しかなかったときに使います。レシピが生イーストの塊を求めているのに買えるのはインスタントの小袋だけ、逆に欧州のレシピが生イーストで書かれているのに家にあるのは活性ドライだけ、という場面です。小袋1つがグラムで何グラム、小さじで何杯なのかを知りたいときにも一番速い方法です。日本のレシピはインスタントの小袋で書かれることが多く、生イーストは製パン材料店でしか見かけませんが、換算の考え方はどちらでも同じです。
計算例
生イースト21 gをインスタントに換算
- 生イーストが基準なので、生イースト21 gはそのまま21 g
- ドライイーストの換算係数3で割る:21 ÷ 3 = 7 g
- 活性ドライとインスタントは同じ重さなので、どちらも7 g
- 小さじ:7 ÷ 3.111 = 2.25。ちょうどスーパーで売っている小袋1つ分
このページ全体がこの1行を軸に組み立てられています。生イースト21 g、ドライイースト7 g、小さじ2¼杯は、同じ量のイーストを3通りに書いたものです。換算の結果がこれと食い違ったら、どちらかが間違っています。
生イースト2 ozの塊を活性ドライに換算
- 塊は2 ozなので、生イーストは56.7 g
- 56.7 ÷ 3 = 18.9 gのドライイースト
- 小袋にすると:18.9 ÷ 7 = 2.7袋
- 小さじにすると:18.9 ÷ 3.111 = 6.08
18.9 ÷ 7 = 2.7で、これは偶然ではありません。米国の資料がよく載せている生とドライの比率そのものです。そこから来た人には、このページが1割ほど少なく見えるはずです。どちらの数も使われていて、事情は下の制限に書いています。
適用限界
ここで使っている3対1は、ナポリの規則と、2種類のイーストの含水率から来ています。含水率から計算すると3.07になります。米国の資料の多くは2.7を載せているので、そちらから読んだ換算はこのページより1割低くなります。この差は誤りではなく実在するもので、乾燥の過程で細胞が傷むため、実用の表は低い側に寄ります。生地の中ではこの1割は許容範囲ですが、長い冷蔵発酵では効いてきます。生イーストは重さで売られているので、小さじの値は出していません。日本の生イーストは塊で売られていて包装にグラムが書いてあるので、そこから3で割ってください。
よくある質問
- 生イーストをドライイーストに換算するには
- 3で割ってください。生イースト30 gは活性ドライまたはインスタントの10 gで、7 gの小袋1つが生イースト21 gに当たります。逆の向きは3を掛けます。生イーストには計量スプーンが使えないので、生側はグラムで考え、小さじの値はドライ側にだけ使ってください。
- 活性ドライとインスタントは同じものか
- 重さでいえば同じです。1対1で置き換えられ、メーカーも製パンの資料もそう書いています。違いは使い方にあります。インスタントは粉にそのまま混ぜられますが、活性ドライは伝統的にぬるま湯で先に吸水させます。ただし今の活性ドライは寛容で、ほとんどのレシピがそれを求めなくなっています。
- イーストの小袋1つは何グラムか
- 米国は7 gで、これは小さじ2¼杯、オンスでは4分の1です。日本で普通に売られているのは3 gの小袋で、これは小さじおよそ1杯、生イースト9 gに当たります。国によって5 gや10 gの袋もあるので、袋の表示を確かめてください。10 gの袋は米国のもののおよそ1.33倍です。ドライイースト7 gは生イースト21 gです。
- 大さじ1杯のイーストは小さじ何杯か
- 3杯です。小さじ1杯のドライイーストは3.11 gなので、大さじ1杯は9.3 g、小袋でおよそ1.33袋です。ただし秤があるなら、小さじで量るのは良い方法ではありません。スプーンのすくい方とイーストの詰まり具合で、1杯に入る量が変わるからです。このページの数がすべて重さから出ているのはそのためです。
- イーストの代わりに自家製酵母は使えるのか
- この換算では無理です。酵母液はイーストだけでなく小麦粉と水でもあるので、単一の重さに置き換えられません。よく使われる出発点は、小麦粉500 gに対して元気な酵母液100 gを市販イーストの代わりに入れ、酵母液が持ち込む小麦粉と水の分をレシピ側で差し引く、というやり方です。これは単位の換算ではなく作り方の変更です。
参考文献
- Yeast Conversion Chart: convert fresh cake yeast to dry yeast — Red Star Yeast
- Common Yeast Baking Questions and Answers — 7 g入りの小袋が小さじ2¼杯に当たること — Red Star Yeast
- Yeast — 生イーストとドライイーストの水分量、および2種類のドライイーストが相互に置き換えられること — JoyofBaking.com