燃費計算
計算結果
マイル/米ガロン
- マイル/英ガロン
- 36.03 mpg(英国)
- キロメートル/リットル
- 12.75 km/L
- リットル/100キロメートル
- 7.84 L/100 km
燃費計算でいちばん確かな方法は、満タン法です。給油のたびにトリップメーターを戻し、次に給油したときに2つの数だけ控えます。走った距離と、入った燃料の量です。この2つを割れば、その車が自分の道と自分の運転で出した実燃費になります。カタログの値ではなく、自分の車の実際の値です。アメリカではこれをmpg(1ガロンあたりのマイル)で書き、世界の多くは同じ消費をL/100 kmで書きます。向きは逆で、mpgは大きいほど良い燃費、L/100 kmは小さいほど良い燃費です。ここでは両方に加えて、英ガロンのmpgとkm/Lも出します。レビューやレンタカーの書類にあった数字と、自分の値をそのまま並べられます。距離の欄はkmに、燃料の欄はリットルに切り替えられるので、日本の給油記録はそのまま入れられます。燃費として読みたいのはkm/Lの行です。
公式
mpg = 走ったマイル ÷ 入れた米ガロン
- mi
- 前回の給油から走った距離(マイル)
- gal
- 今回入れた燃料の量(米ガロン)
- L/100 km
- 同じ燃費を反対向きに書いたもの
給油のたびに使えば燃費の移り変わりを追えますし、長距離を走る前なら経路ごとの1マイルあたりのコストを出せます。燃費がすでに分かっていて単位だけ変えたいときは、計算ではなく換算です。同じ割り算を逆から見るだけになります。
計算例
10米ガロンで300マイル走ったとき
- 走った距離:300マイル
- 入れた燃料:10米ガロン
- 燃費:300 ÷ 10 = 30 mpg
- 英ガロンに直すと:30 × 1.20095 = 36.03 mpg
- メートル法に直すと:300 × 1.609344 = 482.8 km、10 × 3.785411784 = 37.85 L
- つまり482.8 ÷ 37.85 = 12.75 km/L、あるいは100 ÷ 12.75 = 7.84 L/100 km
2つの数は同じ給油の組から取る必要があります。途中でトリップメーターを戻すと、最後に入れた燃料の量とメーターの距離が対応しなくなります。
12ガロンで400マイル走ったとき(小さい車)
- 走った距離:400マイル
- 入れた燃料:12米ガロン
- 燃費:400 ÷ 12 = 33.33 mpg
- 英ガロンに直すと:33.33 × 1.20095 = 40.03 mpg
- メートル法に直すと:400 × 1.609344 = 643.74 km、12 × 3.785411784 = 45.42 L
- つまり643.74 ÷ 45.42 = 14.17 km/L、あるいは100 ÷ 14.17 = 7.06 L/100 km
1つめの例より3 mpg良いのに、L/100 kmでは0.78しか違いません。メートル法の数字が小さな差に見えて、mpgの数字はそう見えないのはこのためです。
適用限界
1回の給油で測れるのは1つのタンクであって、車そのものではありません。高速を1週間走ったときと、短い冷間走行を1週間繰り返したときでは、同じ車でもまるで違う数になります。1つの値は結論ではなく出発点です。2回とも同じ高さまで給油しないと、入れた量と走った距離が対応しません。給油ノズルが最初に止まったところで揃えるのが、繰り返せるようにするいちばん簡単な方法です。メーターも給油機も少しずつずれていて、どちらかが1%ずれれば答えも1%ほど動きます。なにより、ここで出るのは実測の燃費です。同じ車種のカタログ値と違って当然で、あちらは試験モードから出た数であって道路から出た数ではありません。
よくある質問
- 燃費の計算方法
- 前回の給油から走った距離を、今回入れた燃料の量で割ります。10ガロンで300マイルなら300 ÷ 10 = 30 mpgです。2つの数は同じ給油の組から取る必要があり、タンクは毎回同じ高さまで入れてください。
- mpgはいくつなら良いのか
- 1つの数字よりも、車と道のほうがはるかに大きく効きます。高速を走るコンパクトカーなら40 mpgを超え、トレーラーを引くピックアップなら10台です。自分の燃費を追うことに意味があるのはまさにこの点で、試験モードではなく自分の運転について語る基準は、自分の記録だけです。
- mpgをL/100 kmに直すには
- 235.2146をmpgの値で割ります。30 mpgなら235.2146 ÷ 30 = 7.84 L/100 kmです。この定数は測定値ではなく、100 × 3.785411784 ÷ 1.609344、つまり米ガロンのリットル数を1マイルのキロメートル数で割ったものです。
- 英ガロンのmpgが大きく見えるのはなぜか
- 英ガロンのほうが大きいからです。4.54609リットルに対して米ガロンは3.785411784リットルです。同じ消費でも英ガロンでは1割から2割ほど大きな数になり、ここの30 mpgはイギリスでは36.03 mpgになります。車のほうは何も変わっていません。
- 走行の1マイルあたりのコストはいくらか
- 使ったガロン数に1ガロンあたりの価格を掛け、距離で割ります。10ガロンを3.50で買えば35.00、それを300マイルで割ると1マイルあたり0.12ほどです。通貨は給油所の表示のままで構いません。掛け算はどの通貨でも同じです。
参考文献
- 自動車の燃費基準について — 国土交通省
- NIST Guide to the SI, Special Publication 811 — US National Institute of Standards and Technology