AGI計算
計算結果
調整後総所得
- 調整額の合計
- 7,000.00
- 総収入
- 90,000.00
- 収入に占める調整額の割合
- 7.78%
調整後総所得(AGI)は、米国連邦の所得税の申告で中途に出てくる数です。総収入から、条文に列挙された控除を差し引いた残りで、税法の驚くほど広い範囲がこの数を基準に書かれています。このAGI計算ツールは、その引き算をひとつだけ行って、そこで止まります。調整前の総収入と、AGIより前で差し引ける控除(線上控除)を入れると、後の規定があなたを測る物差しになるAGIが出ます。控除の一覧は閉じていて、判断に委ねられず条文に書き下されています。だからこの線を引く意味があります。一覧に無いものは、載っているものと同じくらい重要です。標準控除は載っていませんし、分項控除も載っていません。それらはAGIを出した後に差し引かれます。つまり、標準控除を調整の欄に入れてしまった人は、低すぎるAGIを得て、しかもそれを疑う理由を持ちません。判定の基準になるのは「その支払いが何のためだったか」ではなく「申告書のどの行に座っているか」です。退職年金の拠出も住宅ローンの利子も税額を減らす支出ですが、線の上にあるのは片方だけです。収入90,000、退職年金の拠出5,000、学生ローンの利子2,000ならAGIは83,000になり、パネルには収入のうち調整に回った割合も出ます。下の表は、線の上に来る区分と、それぞれを何が制限するかを並べています。線はどの控除が数えられるかを決め、制限はそのうちいくらが数えられるかを決めるからです。
線の上に来るものと、それぞれを制限するもの
| 調整項目 | 根拠条文 | 何がそれを制限するか |
|---|---|---|
| 教員の経費 | §62(a)(2)(D) | 条文が上限を定めていて、しかも適格な教員に限られます。その年に規定の時間数以上、学校で教えている人です。これを線の上に置く趣旨は、標準控除を取っても生き残ることです。教室のために自腹を切る教員が分項控除を選ぶことはまず無いからで、そこが効いてきます。 |
| 医療貯蓄口座 | §62(a)(19), §223 | 年間の拠出上限で制限され、その上限は物価に連動して動きます。適格な高控除型の医療保険に入っている場合しか使えません。対象になる人にとって一覧で最も価値のある調整で、拠出は非課税で入り、医療費の支払いでは非課税で出て、しかも分項控除を必要としません。 |
| 退職年金制度への拠出 | §62(a)(6), §62(a)(7) | 拠出の上限で制限され、所得がしきい値を超えると減らされ、勤務先の制度に入っている申告者では控除が完全に消えることもあります。そのしきい値は、控除そのものを考慮せずに算出した調整後総所得の版で判定されます。この数とその修正版が分かれる場所の一つです。 |
| 学生ローンの利子 | §62(a)(17), §221 | 条文が$2,500を上限とし、共同申告では異なるしきい値を所得が超えると減らされます。一覧の中で、上限と段階的減額の両方が付いた控除の最もはっきりした例で、どちらもこの数そのものではなく、その修正版で判定されます。 |
| その他の調整 | §62(a) のその他の各号 | 残りの各号で、どれも狭く、それぞれに条件があります。現役の軍務に就く人の転居費用、雇用主に納める陪審員手当、造林費用、補足失業給付の返還、一定の差別・内部告発事件の弁護士費用。どれも一般的な控除ではなく、一覧全体はその原則の上に建っています。 |
最後の列から読んでください。上の入力欄には答えられない問いに答えるのがこの列です。この一覧のどの項目にも上限か段階的減額か適格要件が付いていて、そのどれも計算では執行されません。このページは書かれた額をそのまま引きます。真ん中の列があるのは、各項目の根拠が一目で分かるようにするためです。これらは政策ではなく条文の各号で、一覧が短いのには理由があります。誰にでも使える控除なら線の上に置く必要がなく、標準控除のほうで扱えるからです。区分に共通するものにも気づいてください。退職貯蓄も医療貯蓄口座も学生ローンの利子も、将来の目的のために取っておいたか、その目的に使ったお金で、教員の教室の経費も同じ発想を小さくしたものです。数字について二つ注意します。根拠条文の列は引用であって金額ではありません。上限は物価に連動して動き、段階的減額のしきい値もほとんどの年で調整されるので、その年の最新の数はどの表からでもなく、その年の権限ある出典で調べる必要があります。そしてこの一覧には、真ん中の列に条文本体へ書き込まれた額が現れる項目が一つだけあり、それが例外であって原則ではありません。
公式
調整後総所得 = 調整前の総収入 − 26 U.S.C. §62(a)が認める控除
- 調整前の総収入
- 控除を引く前の、総所得に数えられるものすべて。給与、俸給、チップ、自営業の利益、利子、配当、賃料、譲渡益、年金などです。ここが内訳ではなく一つの額なのは、内訳が計算を変えないからです。どの源泉も最初の控除を引く前に合計される——だからこのページの一つ前に年収のツールが並んでいます
- 教員の経費
- 適格な教員が書籍、教材、コンピュータ機器などの教室の備品に自腹で出した費用。分項控除ではなく調整なので、標準控除を取る教員でも併せて取れます。線上控除の一覧が存在する理由がまさにこれです。条文が上限を定めているので、無制限の欄だとは思わないでください
- HSAへの拠出額
- 適格な高控除型の医療保険に入っている場合の、医療貯蓄口座への拠出金。分項控除を取らずに引けて、しかも医療費の支払いに充てるときも非課税なので、対象になる人にとってはこの一覧で最も価値のある調整です。拠出できる額には上限があり、その上限は物価に連動して動きます
- 退職年金制度への拠出額
- 条文が入口で控除を認めている退職制度への拠出。伝統的な個人退職口座(IRA)や、自営業者なら簡易従業員年金などの制度です。控除が使えるかどうか、使えるとして幾らまでかは、勤務先の制度に入っているかと所得で決まるので、この欄は自分で決めた額を受け取るだけで、額を決めることはしません
- 学生ローンの利子
- その年に支払った、適格な学生ローンの利子。このページで唯一、条文そのものに額が書かれている調整で、しかも所得が上がるにつれて減っていきます。線の上と下を分ける意味と、段階的な減額が思ったより手前で噛むことが、いちばんはっきり出る例です
- その他の調整
- 一覧の残り。ここが一つの欄なのは、残りの各号がどれも狭いからです。軍務に就く人の転居費用、雇用主に渡す陪審員手当、造林費用、貯蓄口座の早期引き出しの違約金など、いくつか。どれも一般的な控除ではなく、それがこの線の趣旨です。誰でも取れる控除は、定義上、線の下にあります
- 調整後総所得
- 結果であり、申告書の残りが測られる基準の額。使われ方がこのページの存在理由です。退職年金の拠出の上限、学生ローンの利子の控除の段階的減額、医療保険料の税額控除の適格判定、その他大勢が、収入や課税所得ではなくこれで判定されます。州の申告書がたいていここから始まる、という一面もあります
- 調整額の合計
- 5つの欄の合計。別に出しているのは、申告の時点で完全に自分の管理下にある唯一の数だからで、しかも一つの数として見るのが、どこかの欄を書き間違えたことに気づく最短の道だからです。標準控除をここに入れると、個々の欄からは考えられないほど大きい調整額として現れます
- 収入に占める調整額の割合
- 総収入のうち調整が占める割合。判定ではなく記述で、線上控除の一覧が収入のどこまで届いたかを示します。このページと課税所得のツールの違いが、一つの数で見える行です。100%を超えることも負になることもあり、どちらも誤りではありません。その年の他の収入を消し飛ばすほどの事業損失は、まさにその値になります
用紙や段階的減額や別の計算ツールが調整後総所得を尋ねてきて、手元に収入と控除があるときに使います。退職年金の拠出がそもそも控除できるかどうかは、この数で判定されるので、このツールの守備範囲です。学生ローンの利子の控除が残る所得かどうかを確かめるときも、州の申告書がここから始まるときも同じです。向いていないのは、実際にいくら払うかを出すこと。標準控除と税率の区間はこの線より下にあり、このページは意図的にそこを越えません。検討している控除が住宅ローンの利子、寄付金、州税の支払い、医療費なら、ここにはありません。それらは分項控除で、別の行で引くもので、このページが出す数には一切影響しません。
計算例
既定の場合:90,000に2つの調整
- 調整額:5,000 + 2,000 = 7,000
- 調整後総所得:90,000 − 7,000 = 83,000
- 収入に占める調整額:7,000 ÷ 90,000 × 100 = 7.78%
ごく普通の形の計算で、注意しないと3行目がいちばん人を誤らせる例でもあります。7.78%は線上控除の一覧が届いた収入の割合であって税率ではなく、このページはまだ税に触れていません。83,000で判定される規定はいくつもあり、90,000で判定されるものは一つもありません。
調整の欄を5つとも使う:60,000
- 調整額:500 + 4,000 + 6,000 + 2,500 + 1,000 = 14,000
- 調整後総所得:60,000 − 14,000 = 46,000
- 収入に占める調整額:14,000 ÷ 60,000 × 100 = 23.33%
医療貯蓄口座と退職制度と学生ローンを持っている人は、収入の4分の1を線の上で落とせます。そしてこの5つの額はどれも、分項控除ではなく標準控除を取った場合でも生き残ります。申告地位はこの計算に一切入っていません。そこが要点で、独身でも夫婦共同申告でも世帯主でも同じ46,000が出ます。地位が変えるのは標準控除と、線の下にある税率区間のほうだからです。
調整がまったく無い場合:45,000
- 調整額:0
- 調整後総所得:45,000 − 0 = 45,000
- 収入に占める調整額:0 ÷ 45,000 × 100 = 0%
学生ローンも医療貯蓄口座も自分の退職制度も無い給与所得者にとって、調整後総所得と総収入は同じ数です。これは正常な答えで、ページが失敗した印ではありません。線上控除の一覧は短く、人が控除だと思っているものの多くはそこに載っていません。最後の行が空欄ではなく0なのにも意味があり、問いは尋ねられたのだと分かります。
収入が消える場合:収入0に1,000の損失
- 調整額:1,000
- 調整後総所得:0 − 1,000 = −1,000
- 収入に占める調整額:0(収入がゼロなので割合は定義されません)
調整後総所得が負になるのは壊れた結果ではなく実際の結果で、このページはそれを止めません。事業損失はその年の他の収入を上回ることがあり、その損失も他の控除と同じ線上控除なので、控除が収入より多い年は負の値になり、翌年の申告に繰り越されます。最後の行が0なのは、割合を取る相手の収入が無いからです。何も無いものの割合は数ではなく、そこを空欄にするとページが計算を試みなかったように見えてしまいます。
適用限界
これは米国連邦の定義であり、それ以外ではありません。申告地位は分かりませんし、それは埋めるべき抜けではありません。地位が変えるのは標準控除と税率の区間で、どちらもこの線より下にあります。ここに欄を作れば、動かせない数に影響があるかのように読ませてしまいます。個々の控除があなたに使えるかどうかも判定しません。教員の経費の控除には適格な教員であることが要りますし、医療貯蓄口座の控除には適格な高控除型の医療保険が要りますし、退職年金の拠出の控除は勤務先の制度に入っているかどうかと所得で決まります。上限も執行しません。線の上の控除にはいくつも上限があり、一つは条文に書かれた額、残りは物価に連動して動く額で、このページはどの上限よりも大きい額を平然と引きます。半分記憶している上限で入力を黙って切り詰める計算機のほうが、書かれたとおりを受け取る計算機より悪いからです。表の数字は適用ではなく引用で、その年の最新の値は権限ある出典で確認してください。そのうえで、このページは線の向こう側を一切モデル化しません。標準控除も、分項控除も、人的控除も、税率の区間も、税額控除も、代替ミニマム税も、自営業税も、州の規則も、そしてこの数を修正した版で判定される数多くの規定も扱いません。最後の点が持ち帰るべきところです。調整後総所得は経由地であり、いくつもの規定は項目を足し戻した版を使います。隣のページはまさにそれをしており、退職口座や学生ローンや医療保険料の控除のしきい値を調べているなら、必要なのはこの数ではなくそちらです。
よくある質問
- 調整後総所得と課税所得は同じですか
- いいえ。調整後総所得は総収入から線上控除を引いたもので、課税所得はそこからさらに標準控除か分項控除を引いたものです。二つを分けているのはまさにその一歩で、多くの人が飛ばすのもその一歩です。標準控除を取る独身の申告者なら、課税所得は調整後総所得よりずっと下がります。だから「自分には当てはまらないはずだ」と思える税率区間が、しばしば実際には当てはまらないのです。
- 標準控除は調整の欄に入れますか
- 入れません。入れてしまうのが、このページで間違った答えを出すいちばん多い原因です。標準控除は調整後総所得を出した後に引かれるもので、その前ではありません。ここで引くと低すぎる数になります。もし入れてしまっていたら、調整額の合計が個々の調整額から予想されるよりずっと大きくなります。それが探すべき症状です。
- どの控除が線上控除に数えられますか
- 条文が閉じた一覧を定めています。事業上の控除、被用者や興行者の一定の経費、財産の売却による損失、賃料と使用料の控除、退職貯蓄、貯蓄口座の早期引き出しの違約金、造林費用、軍務に就く人の転居費用、医療貯蓄口座、教育ローンの利子、雇用主に渡す陪審員手当、一定の差別・内部告発事件の弁護士費用です。それ以外で人が控除だと思うものは、すべて線の下にあります。
- 調整後総所得は負になり得ますか
- はい。その年の他の収入を上回る事業損失は負の値になりますし、その損失も他の控除と同じように線上控除です。このページはその結果を止めません。最後の行が数ではなく0になるのは、割合を取る相手の収入が無いからです。負の値は、申告書の残りの部分が扱うやり方で翌年へ繰り越されます。
- なぜ収入ではなくこの数が使われるのですか
- 収入の額ではなく、担税力の尺度だからです。退職年金の拠出の控除も、学生ローンの利子の控除も、医療保険料の税額控除の適格判定も、すべて調整後総所得で判定されます。同じ収入でも、片方がすでに退職口座へ所得を振り向けているなら同じ立場ではない、という考え方です。さらに踏み込んで、この数に項目を足し戻した版で判定する規定もあります。
- 申告地位や扶養家族はこの数を変えますか
- いいえ、このページにその欄が無いのは意図的です。申告地位が変えるのは標準控除と税率区間の幅で、扶養家族が変えるのは税額控除です。どれもこのページが引く線より下で働きます。同じ収入と同じ線上控除なら、独身でも夫婦共同申告でも世帯主でも同じ調整後総所得になります。地位が効いてくるのは、後の規定がこの数に適用する段階的減額のしきい値のほうで、この数そのものではありません。
参考文献
- 26 U.S.C. §62 — 調整後総所得の定義:定義そのものと、そこに至るまでに認められる控除の閉じた一覧(事業上の控除から退職貯蓄、転居費用、医療貯蓄口座、教育ローンの利子まで) — Legal Information Institute, Cornell Law School (United States)
- Definition of adjusted gross income — 申告期に示される、この数が何であり何に使われるかの説明(課税所得とは同じではないという注意を含む) — Internal Revenue Service (United States)
- 26 U.S.C. §221 — 教育ローンの利子:条文に書かれた上限$2,500と、修正調整後総所得が上がるにつれてその額が減っていくこと。線上控除に上限と段階的減額の両方が付く最も分かりやすい例 — Legal Information Institute, Cornell Law School (United States)
- 26 U.S.C. §219(g)(3)(A) — 退職年金拠出の段階的減額のために調整後総所得をどう判定するか:一部の条文を適用した後、別の条文は考慮せず、控除そのものも考慮せずに — Legal Information Institute, Cornell Law School (United States)