増量計算
計算結果
目標までの週数
- 目標日
- 2027年2月20日
- 週あたりの変化量
- 0.50
- 計画を超えた余分なカロリー
- 77,000 kcal
この計算機は、意図して体重を増やすときのためのもので、妊娠中の増量とは別のページです。妊娠中の体重増加は妊娠週数ごとに公表された範囲で決まるもので、エネルギーの収支からは出せません。こちらはエネルギー収支そのもので、体重1kgはおよそ7,700kcalという換算から、1日の追加カロリーが何週で目標に届くかを計算します。現在の体重・目標体重・1日の追加カロリー(余剰)の3つを入れると、その追加カロリーが買う週あたりの増加速度、目標までの週数、そこに到達する日、そして計画全体で余分に取ることになるカロリーが返ります。妊娠週数も身長も性別も読みません。増量の方法は人によって違いますが、どの方法でも共通なのは、増える速さが追加カロリーで決まるという点です。減量のページとは鏡の関係で、違うのは1つの欄です。あちらは一覧からペースを選び、こちらはカロリーの数を自分で書きます。食卓で実際に決めるのはその数だからです。
1日の追加カロリー別の、週あたりの増加と5kg増やすまでの週数
| 1日の追加カロリー(kcal) | 週あたりの増加(kg) | 5kg増やすまでの週数 |
|---|---|---|
| 275 | 0.25 | 20 |
| 550 | 0.5 | 10 |
| 1100 | 1 | 5 |
| 1650 | 1.5 | 3.3 |
どの行も1kgあたり7,700kcalという同じ定数から出していて、手で書いた数はありません。真ん中の2行は、減量の指針が使っている週0.5〜1kgという帯の両端を、増量の向きに読み直したものです。その上下の行は外挿です。週数の列は先に日数へ四捨五入しているので、掛け戻すと0.1週ほど短くなることがあります。表の中の数は計算結果をそのまま出しているので、4桁の数にも3桁ごとの区切りは入っていません。
公式
1週あたりの増加 = 1日の余剰 × 7 ÷ 7,700 · 日数 = 増やしたい体重 ÷ 1週あたりの増加 × 7
- 現在
- いまの体重 (kg)
- 目標
- 目指している体重 (kg)
- 余剰
- いま食べている量の上に、毎日足すカロリー (kcal)
- 7,700
- 体重1kgに含まれるエネルギー。減量のページが反対向きに使っているのと同じ定数 (kcal)
意図して体重を増やしたいときに使います。病気のあと、筋力トレーニングの期間、もともと痩せているという理由などです。そのうえで、考えている計画が1カ月なのか1年なのかを知りたいときに向いています。逆の問いにも答えられます。いま食べている量のままなら、その体重に届くのはいつなのか、という問いです。妊娠中の増量のためのページではなく、妊娠を一切考慮しません。食事を指示するものでもありません。増えた分のうちどれだけが筋肉でどれだけが脂肪かは、追加カロリーの大きさではなくトレーニングとたんぱく質で決まるので、このページには出せません。
計算例
60kgから70kgへ、1日550kcal多く食べる場合
- 週あたりの増加:550 × 7 ÷ 7,700 = 0.5kg
- 増やす体重:70 − 60 = 10kg
- 日数:10 ÷ 0.5 × 7 = 140日、つまり20週
- 日付:計算した日から140日後
- 余分に取る総エネルギー:550 × 140 = 77,000kcal
じっくり見る価値があるのは合計のほうです。77,000kcalは10 × 7,700で、算数が自分自身を検算しています。成人ひとりのおよそ5週間分の食べ物が、4カ月あまりに散らばっている計算です。
60kgから70kgへ、1日1,650kcal多く食べる場合
- 週あたりの増加:1,650 × 7 ÷ 7,700 = 1.5kg
- 日数:10 ÷ 1.5 × 7 = 46.7、四捨五入して47日
- 週数:47 ÷ 7 = 6.7
- 余分に取る総エネルギー:1,650 × 47 = 77,550kcal
余剰を3倍にすると期間はおよそ3分の1になり、合計はほとんど動きません。必要なエネルギーを決めるのは速さではなく、増やすキロ数だからです。変わるのは増えた分の中身です。これだけ大きな余剰は、筋肉が使える量をはるかに超えています。
適用限界
1kgあたり7,700kcalという数は近似で、しかも古い近似です。体重1kgをまるごと脂肪とみなし、体が差額をそのまま貯め込むかのように扱っていますが、実際には大きな余剰は消費するエネルギーそのものを押し上げ、増えた分の一部は、蓄えるよりコストのかかる組織に回ります。増えた分の一部は除脂肪組織で一部は脂肪で、その割合はこのページには出せません。トレーニングをしているか、たんぱく質をどれだけ取っているか、どこから始めたかで変わるからです。1日1,000kcalの余剰は500kcalの余剰の速い版ではありません。数百kcalを超えると、増えた分はしだいに脂肪として蓄えられていきますが、ページはそれでも短い予定を表示します。目標日は算数であって約束ではありません。余剰が毎日欠かさず起きる前提で、そんな計画は長続きしません。そして、体重を増やすことが望みどおりだという前提も置いています。摂食障害の経歴がある方、医学的な理由で体重を増やす方は、計算機ではなく医療者に目標と速さを決めてもらってください。起算日は時刻ではなくUTCの暦の1日として読むので、UTCより進んだタイムゾーンでは、深夜0時を過ぎた直後に壁のカレンダーより1日若く出ることがあります。このページはいつも今日を基準に測り、その数はサイトを構築した時点で凍結されるのではなく、ページを読み込んだときにブラウザの時計から計算し直されます。
よくある質問
- 1日にどれくらい多く食べればよいのか
- いま食べている量に、まずは数百キロカロリーを足すところから始めてください。1,000も足す必要はありません。1日550kcalなら計算上は週に0.5kgで、多くの人が続けられる速さであり、トレーニングに回して筋肉に振り向けられる余地も残ります。早く増やしたい人ほどこの数を大きくしがちですが、この数は出発点で、3〜4週間ごとに体重計と見比べて調整するものです。一度決めたら終わりではありません。追加カロリーが大きいほど、そのうち脂肪になる割合が増えるからです。
- 妊娠中の体重増加と同じものか
- いいえ、共通点はほとんどありません。妊娠中の体重増加はエネルギーの収支では決まらず、妊娠前のBMIの区分ごとに公表された範囲を、妊娠週数に沿って当てはめる別の方法です。勧められている量は産科の学会から出ていて、カロリーの定数からは出てきません。妊娠中なら妊娠中の増量のページを使ってください。このページは妊娠を一切考慮しないので、ここで出る数には意味がありません。
- 増えた分のどれくらいが筋肉になるのか
- このページには出せませんし、どの計算機にも出せません。追加カロリーが決めるのは使える組織の量で、それが何になるかは、筋力トレーニングをしているか、たんぱく質をどれだけ取っているか、どれだけ眠っているか、そして遺伝的な上限までどれくらいあるかで変わります。よく勧められるのは、小さめの余剰と重いトレーニングと十分なたんぱく質を組にして、数週間ごとに体重とウエストを見るやり方です。ウエストが腕よりずっと速く育っているなら、その余剰はトレーニングが使い切れる量を超えています。
- 追加カロリーを3倍にしても結果が3倍にならないのはなぜか
- 期間は短くなり、このページもそれを表示しますが、上側では比例しません。大きな余剰は1日の消費そのものを押し上げるので、増やした分の一部はそのまま燃えます。そして体が除脂肪組織を造れる速さには上限があるので、残りは脂肪に回ります。計画全体で余分に取ることになるカロリーの欄は、反対側から同じことを言っています。必要になるカロリーは増やすキロ数で決まるので、速く食べても変わるのは予定であって、勘定ではありません。
- 逆に体重を落としたいときは
- 現在の体重より低い目標を入れると、このページはそのまま動きます。週あたりの変化量と総エネルギーが負で返り、符号の約束は減量のページと同じです。ざっと見積もるだけならこれで足りますが、落とすことが目的なら減量のページのほうが適しています。あちらはカロリーの数ではなくペースを受け取り、どれくらいの速さが妥当かという公表された指針を当てはめます。このページが増量の向きでそれをしないのは、意図してのことです。
参考文献
- Caloric equivalents of gained or lost weight — Wishnofsky M — American Journal of Clinical Nutrition, 1958
- Losing weight — 健康的な体重と発育 — US Centers for Disease Control and Prevention