塗料計算
計算結果
購入する塗料(米ガロン)
- 購入する塗料(リットル)
- 9 L
- 塗装面積・全塗り回数分(ft²)
- 800 ft²
- 塗装面積・全塗り回数分(m²)
- 74.32 m²
塗料計算は、塗る壁の全長・天井高・塗らないドアと窓の面積・塗り回数、それに缶に書いてある1ガロンあたりの塗布面積を入れて、買う塗料が何ガロンになるかを出す道具です。壁の面積そのものは易しいほうで、54 × 8 = 432平方フィートからドアと窓の32平方フィートを引いた400平方フィートが残ります。人を引っかけるのはそのあとです。400平方フィートと書いてある缶でも、塗りたての漆喰の壁ではその7割しか塗れませんし、封ができた2回目の上ではむしろ広く塗れます。ローラーで転がすか吹き付けるかでも変わります。だから1ガロンあたりの塗布面積は定数ではなく入力欄なのです。缶に書いてある数がこのページのどの数より優先で、下の表は塗料を決める前に当たりを付けるためのものです。塗り回数は面積のほうに掛かります。400平方フィートを2回塗るというのは、濡れた塗膜を800平方フィートぶん探すということで、封のできた面の2回目がいちばん伸びます。なお米ガロンとリットルは同じものではありません。米ガロン1は3.785リットルなので、ガロン数とリットル数はそれぞれ別の包装に切り上げてあり、この2つは同じ量の書き換えではありません。
塗料1ガロンが塗れる面積
| 塗料 | 1ガロンあたりの塗布面積(平方メートル) | 1リットルあたりの塗布面積(平方メートル) | 1缶(5リットル)あたりの塗布面積(平方メートル) |
|---|---|---|---|
| 内装用つやあり(シルク) | 37.16 | 9.82 | 49.08 |
| 内装用つや消し(マット) | 32.52 | 8.59 | 42.95 |
| 外装用(モルタルと木部) | 27.87 | 7.36 | 36.81 |
| 下塗りとシーラー | 23.23 | 6.14 | 30.68 |
| モルタル・レンガ用塗料 | 13.94 | 3.68 | 18.41 |
これは規格ではなく量級として読んでください。どれも普通の壁に塗ったときのその塗料のよくある値で、決めるのは手元の缶です。塗布面積がページの入力欄になっているのは、その数を打ち込めるようにするためです。4列目は大きな缶で買うときに便利な列です。壁の面積に塗り回数を掛けてこの数で割り、切り上げてください。行の間の開きこそが要点です。同じ2,000平方フィートの外装が、内装のつや消しなら6ガロン、モルタル用なら14ガロンになります。塗布面積そのものが間違っていたら、算数では埋め合わせができません。ここでのガロンは米ガロン(3.785リットル)です。4列目の缶は5リットル缶であって、米国の5ガロン缶(18.9リットル)ではありません。この2つは包装が違うだけでなく中身の量も違いますから、混同しないでください。
公式
ガロン数 = ceil( ( 壁の全長 × 天井高 − 開口部の面積 ) × 塗り回数 ÷ 1ガロンあたりの塗布面積 )
- 壁の全長
- 塗る壁の全長。基準はフィートです。
- 天井高
- 床から天井までの高さ。基準はフィートです。
- 開口部の面積
- 塗らないドアと窓の合計面積。基準は平方フィートです。
- 塗り回数
- 仕上げ塗料を塗る回数。
- 1ガロンあたりの塗布面積
- その塗料1ガロンが塗れる面積。缶に書いてある数です。
塗料をどれにするか決まって、缶が手元にある状態で使います。塗布面積だけは調べても当てにならない入力だからです。答えを動かす判断は2つだけで、塗布面積(内装のつや消しと外装塗料では2倍ちがいます)と塗り回数(面積に掛かるので足し算ではありません)です。壁の全長は、1面を測って掛け算するのではなく、部屋の周囲の長さを測るか4面を足してください。煙突や作り付けの棚、出窓があると4面の長さはそろいません。ドアと窓を引くのは、枠と見切りを塗らないときだけです。ローラーは枠のところまでしか行きませんし、枠の内側の面積は多くの人が思うより小さいものです。本ページが出すのは塗料の缶数です。タイルの枚数、石膏ボードの枚数、外壁材の枚数、壁紙の本数を出したいときは、それぞれ別のページを使ってください。
計算例
12 × 15 ftの寝室、2回塗り、1ガロン350平方フィート
- 壁の面積:54 × 8 = 432平方フィート、ドアと窓の32平方フィートを引いて400平方フィート(37.16平方メートル)
- 2回塗り:400 × 2 = 800平方フィート、塗る面は800平方フィート(74.32平方メートル)
- ガロン数:800 ÷ 350 = 2.29、切り上げて3ガロン
- リットル数:2.29 × 3.785 = 8.67、切り上げて9リットル
これはこのページを開いたときに入っている既定値そのもので、見どころは2つの出力のほうです。素の割り算は2.29ガロンで、切り上げれば3ガロン。同じ2.29ガロンは8.67リットルでもあり、切り上げれば9リットルです。ところが米ガロン3は11.4リットルで、すぐ上の行の9リットルより多くなります。1ガロンという包装のほうが1リットルという包装より粗いからで、それぞれ自分の市場では正しい数です。
20 × 9 ftのガレージの壁、1回塗り、1ガロン400平方フィート
- 壁の面積:20 × 9 = 180平方フィート(16.72平方メートル)、引くべき開口部はありません
- 1回塗りなので、塗る面は180平方フィートのままです
- ガロン数:180 ÷ 400 = 0.45、切り上げて1ガロン
- リットル数:0.45 × 3.785 = 1.70、切り上げて2リットル
0.45ガロンという商品はないので、1面に1回塗るだけでも缶を1つ買うことになります。使いかけの缶は捨てずに取っておいてください。あとで補修したところに2回目を塗るとき、同じロットが要るからです。塗布面積が答えをどれだけ動かすかも見てください。1ガロン250平方フィートならこの壁でも1ガロン、150なら2ガロンになります。
外壁のモルタル120 ft、2回塗り、1ガロン150平方フィート
- 壁の面積:120 × 10 = 1,200平方フィート、窓とドアの200平方フィートを引いて1,000平方フィート
- 2回塗り:1,000 × 2 = 2,000平方フィート(185.81平方メートル)
- ガロン数:2,000 ÷ 150 = 13.33、切り上げて14ガロン(5ガロン缶なら2缶と少し)
- リットル数:13.33 × 3.785 = 50.47、切り上げて51リットル
ざらついたモルタルの壁は塗料を飲み込みます。同じ2,000平方フィートが、内装のつや消しなら6ガロン、ここでは14ガロンです。違いは壁ではなく面のほうに全部あります。この例が示しているのは、なぜ塗布面積が入力欄なのかということです。内装の数で外装の仕事を見積もると、2倍以上外します。
適用限界
面積の計算は正確ですが、塗布面積は量級であって規格ではありません。既定の1ガロン350平方フィートは内装のつや消しのよくある値で、実際の塗料はざらついたモルタルやレンガの1ガロン150平方フィートから、封のできた滑らかな面の400平方フィートまで開きます。同じ塗料でも塗りたての漆喰の壁では塗布面積が3割落ちますし、吹き付けはローラーより多く使います。だから缶に書いてある数はいつでもこのページの数に優先し、塗布面積が入力欄になっているのはそのためです。塗料が要るのにこのページで数えていないものが3つあります。まず下塗りで、これは専用の製品で塗布面積も別です(1ガロンおよそ250平方フィート、素地や補修跡のある壁には必要です)。次にパテとコーキングで、これはガロンではなくチューブで買うものです。最後に天井で、これは別の計算です。部屋の幅を壁の全長に読み替えてこのページをもう一度走らせてください。マスキングテープ、養生シート、ローラーの替え、刷毛も塗料ではないので数えていません。最後に、リットル数のほうは独立した見積もりではなくガロン数の換算です。ミリリットルまでなら正確ですが、整数リットルへの切り上げは正確ではありません。あなたの答えと同じ容量の缶を売っているメーカーはありません。
よくある質問
- 12 × 15 ftの部屋に塗料は何ガロン必要ですか
- 1ガロンあたり350平方フィートの塗料を2回塗るなら3ガロンです。壁の面積は54 × 8 = 432平方フィート、ドアと窓の32平方フィートを引いて400平方フィート、2回塗りで800平方フィートになります。800 ÷ 350 = 2.29、切り上げて3ガロン、同じ2.29ガロンは8.67リットルなのでリットル売りなら9リットルです。この大きさの部屋はこのページの既定値そのものなので、塗布面積を動かして割り算が変わるのを見てみてください。
- ドアと窓は差し引くのですか
- ガラスのぶんは引き、枠のぶんは引かないでください。ローラーは枠のところまでしか行かず、枠そのものは刷毛で塗るので、32平方フィートの開口部はおよそ32平方フィートの壁に相当します。見切りと枠は別に塗るぶんです。窓がいくつもある部屋では、差し引きが全体に占める割合は思うより小さくなります。枠の内側まで塗るなら、この欄は0のままにしてください。
- 塗り回数は何回にすればよいですか
- 色を変える場合や新しい壁は2回が普通で、1回で済むのは封のできた面に同じ色を塗り重ねるときだけです。濃い色から薄い色へ変えるときは3回が普通です。知っておくと得なのは、封のできた面の2回目は壁に吸われていく1回目より広く塗れるということです。つまり2回塗りは1回塗りのちょうど2倍の塗料にはなりません。ただし発注のときにその差を当てにするのはやめてください。
- 1ガロンあたりの塗布面積はどこに書いてありますか
- 缶に、ふつうは1ガロンあたりの平方フィートか平方メートルの幅で書いてあり、滑らかな面とざらついた面で分けてあることも多いです。その幅が正直な答えです。内装のつや消しなら1ガロン350平方フィート、封のできた壁のつやありなら400、下塗りなら250、モルタル用なら150が目安です。壁が素地だったり、ざらついていたり、これまで塗られていなかったりするなら、缶に書いてある幅の下のほうの数を取ってください。
- 塗料がリットル売りなのですが
- 缶の数を3.785倍して1ガロンあたりに直してください。この欄は1ガロンあたりの数だからです。1リットルで10平方メートル塗れる缶は、1ガロンでおよそ37.9平方メートルになります。参考表にはよくある塗料5種類の1ガロンあたりと1リットルあたりの両方を載せてあります。リットル数の出力は整数リットルに切り上げてあり、それは実際に買う包装のほうです。
- 下塗り・天井・建具は含まれますか
- 含まれません。下塗りは専用の製品で塗布面積も別です。1ガロンおよそ250平方フィートを見ておいてください。素地の壁、補修した壁、濃い色の壁には必要です。天井は別の計算です。部屋の幅を壁の全長に、部屋の長さを天井高に読み替えてこのページをもう一度走らせてください。ドア、幅木、回り縁、窓枠はふつう別の塗料で塗るので、開口部は数えずに差し引いています。
参考文献
- Approximate Conversions from U.S. Customary Measures to Metric — 米ガロン・リットル・平方フィートの換算表。このページの基準単位の根拠 — National Institute of Standards and Technology
- The International System of Units (SI Brochure) — 出力の換算先であるリットルと平方メートルの定義 — Bureau International des Poids et Mesures