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GDP計算

範囲:0〜1,000,000,000

上限:1,000,000,000

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計算結果

30,200.00

GDP(支出面)

GDP(分配面)
30,100.00
統計上の不突合
100.00
純輸出
-800.00
純輸出のGDP比
-2.65%

国内総生産(GDP)は、ある期間に経済の中で生み出されたものすべての価値であり、複数の方向からたどり着けます。このページは2つの方法で計算し、その差を表示します。支出面は誰が買ったかを足し上げます。家計の消費、企業の投資、政府の支出、そして輸出と輸入の差です。分配面は、生み出すことで誰がいくら稼いだかを足し上げます。雇用者に支払われた報酬、企業に残った営業余剰、そして生産に課される税から補助金を引いたものです。どちらの合計も同じ期間の同じ経済を描写しているので、原理的には一致します。ところが実際には、2つは別々のデータから測られるため、ぴったり一致することはほとんどありません。その差が統計上の不突合であり、丸め誤差ではなく実際に公表される数値なので、このページは片方を他方に合わせずにそのまま表示します。輸入は足すのではなく引きます。輸入はGDPの5つ目の構成要素ではなく、ほかの4つのすでに中に入っており、外に出すことで外国で作られた財が国内の生産として数えられるのを止めています。

ほかを既定値に固定して輸入を動かしたときの純輸出と支出面の合計

輸入純輸出GDP(支出面)純輸出のGDP比
20001000320003.13
30000310000
3800-80030200-2.65
4500-150029500-5.08
5500-250028500-8.77
6500-350027500-12.73

軸が輸入なのは、このページの読者がふつう問うている量、つまり貿易の位置がそれだからです。家計最終消費支出、投資、政府支出、輸出は既定値に固定してあるので、どの行もその1つの欄を変えれば再現できます。2列目と3列目は並べて見てください。動く理由が違うからです。純輸出は輸入が増えた分だけちょうど1対1で減りますが、これは算術です。2つの数の差であり、そのうち1つしか動いていないからです。合計も同じ動きをします。純輸出がその項だからです。もう一度見る価値があるのは最後の列です。割合は純輸出を合計で割ったもので、輸入が増えると上も下も縮むので、単純な差の算術が示すより速く動き、表全体で3.13パーセントから−12.73パーセントへ向かいます。割合がゼロになる行は輸出と輸入が等しい行で、赤字が欠陥ではないことのよい実例になっています。その4行下では、同じ輸出、同じ消費、同じ政府が、3,500の赤字を持つ経済として描写されており、違いは家計と企業が海外からより多く買ったことだけです。表の中の数は計算結果をそのまま出しているので、4桁の数にも3桁ごとの区切りは入っていません。

公式

純輸出 = 輸出 − 輸入、GDP(支出面) = 家計最終消費支出 + 投資 + 政府支出 + 純輸出、GDP(分配面) = 雇用者報酬 + 営業余剰 + 生産・輸入品に課される税(補助金控除)、統計上の不突合 = GDP(支出面) − GDP(分配面)、純輸出のGDP比 = 純輸出 ÷ GDP(支出面) × 100

家計最終消費支出
家計が財とサービスに使った支出で、ほとんどの経済で最大の構成要素であり、年ごとの動きが最も小さい項目です。転売ではなく使うために買ったもの、たとえば車や家電のような耐久財を含みます。単一の報告システムではなく小売統計や調査から測られます。
投資
企業の設備投資です。建物、機械、車両、ソフトウェア、そして在庫の増減が入ります。最後の項目に注意してください。この数が妙な動きをする原因がそれだからです。売れ残った商品の在庫が増えれば投資として数えられ、在庫から売って補充しなければ、この数はマイナスになります。投資がマイナスなのは、データの誤りではなく在庫が取り崩されたというふつうの読みです。
政府支出
政府の消費と投資、つまり国家が自分のために買うもので、給与から道路まで含まれます。年金や失業給付のような移転的支出は意図的に除かれます。それは生産物の購入ではないからです。そのお金は家計に渡り、家計が使ったときに消費として現れます。ここでも数えれば二重計上になります。
輸出
国内で生産され海外で売られた財とサービスです。国内で作られたのに、上の3つの国内部門のどれにも買われていないので足します。これがなければ合計から抜け落ちてしまいます。
輸入
海外で生産され国内で買われた財とサービスです。引くのは貿易を罰しているからではなく、輸入がすでに消費・投資・政府支出の中に入っているからです。それらはどこで作られたかに関係なく買われたものを記録しています。輸入を引くことで外国で作られた部分が外れ、国内の生産だけが残ります。
雇用者報酬
賃金、給与、そして雇用主が労働者のために支払う社会負担です。生み出したもののうち労働が受け取った分にあたります。ほとんどの経済で分配面の最大の構成要素であり、支出の調査ではなく給与記録と税務記録から測られます。
営業余剰
労働に支払った後、生産に課される税の前に企業に残るものです。利潤に加え、自営業者の稼ぎと固定資本減耗が入ります。観測された数ではなく残差として求めるので、2つの接近法が最後の桁まで一致しない理由のひとつになっています。
生産・輸入品に課される税(補助金控除)
生産にかかる税、つまり付加価値税、売上税、事業所の固定資産税から、生産者に支払われた補助金を引いたものです。支出側の数はこれらの税を含む価格で記録されているので、2つの合計が同じものを描写するには分配側にも入れなければなりません。生産者への補助金が税収を上回るところではマイナスになります。
GDP(支出面)
国内の4部門の合計から輸入を外したもので、誰が買ったかという側から数えた経済の生産です。分配面の数と置き換えるのではなく並べて表示するので、2つを比べられます。
GDP(分配面)
同じ生産を、生み出すことで誰が稼いだかという側から数えたものです。支出面の数と等しくなるはずで、実際にはなりません。そしてそのずれの大きさ自体が情報です。小さなずれは測定の雑音で、大きなずれはふつう、2つのデータが別の期間か別の集団を描写しているか、異例に大きな改定が控えていることを意味します。
統計上の不突合
支出面の合計から分配面の合計を引いたものです。困ったものではなく国民経済計算の公表される一部であり、基礎データがどれだけの信頼に支えられているかを教えてくれます。GDPの0.数パーセント程度の不突合はふつうで、大きければ入力を疑う理由になります。このページの定義は独自のもので、支出面から分配面を引くので、正の値は支出側のデータが高く出たことを意味します。
純輸出のGDP比
輸出から輸入を引いたものを生産の割合で表したもので、貿易の位置がふつう議論される形です。同じパネル上の2つの数の比なので、両方の不確かさを受け継ぎます。ゼロに近い小さな値は貿易がほぼ均衡していたことを意味し、マイナスは輸出より輸入が多かったことを意味しますが、ほとんどの経済にとってそれは問題というより普通の状態です。

ある経済の大きさと構成を1か所で見たいとき、その期間が貿易黒字だったか赤字だったか、そしてそれが生産のどれだけの割合だったかを確かめたいとき、公表された2つの合計が一致しないときに統計上の不突合を求めたいときに使います。分配面がどう分解されるかを見るのにも役立ちます。労働が受け取った分と企業が留保した分の分け方は、成長がどこへ向かうかについての多くの分析の出発点です。このページにできないのは、その経済がうまくいっているかを教えることです。GDPは厚生ではなく生産を数えます。災害の後始末の支出を含み、家庭内の無償労働を含まず、生み出されたものがどう分配されるかについては何も言いません。合計が伸びているのに大多数の暮らし向きが悪くなっていることはありえます。支出側は、能力を増やす投資とすり減った分を置き換えるだけの投資を区別しませんが、それは成長している経済と足踏みしている経済の違いです。ここに出る2つの数は、入力する前に実質化していなければ名目値であり、名目の合計を年をまたいで比べると価格の変化と数量の変化が混ざります。それを扱うためにあるのが、関連するインフレと生産性のページです。

計算例

  1. 既定値:小さな貿易赤字のある30,200の経済

    1. 純輸出:3,000 − 3,800 = −800
    2. 支出面:19,000 + 5,000 + 7,000 − 800 = 30,200
    3. 分配面:16,000 + 12,000 + 2,100 = 30,100
    4. 統計上の不突合:30,200 − 30,100 = 100
    5. 純輸出のGDP比:−800 ÷ 30,200 = −2.65パーセント

    2つの接近法はおよそ3万の合計に対して100の範囲で収まっており、これが国民経済計算のふつうの状態です。両者は別のデータから作られ、別々に改定されるので、小さなずれは想定内であって驚くことではありません。貿易の位置は800の赤字で、生産の2.65パーセントです。このパネルのどこにも、その赤字が問題だとは書いてありませんし、問題でないとも書いてありません。純輸出は恒等式の1項であり、経済は何十年も赤字を続けながら成長できます。

  2. 2つの接近法がぴったり一致する場合

    1. 純輸出:3,000 − 3,800 = −800
    2. 支出面:19,000 + 5,000 + 7,000 − 800 = 30,200
    3. 分配面:16,000 + 12,100 + 2,100 = 30,200
    4. 統計上の不突合:30,200 − 30,200 = 0
    5. 純輸出のGDP比:−800 ÷ 30,200 = −2.65パーセント

    営業余剰を100上げると差がちょうど閉じます。一度見ておく価値があるのは、不突合とは何かがはっきりするからです。どちらの合計の誤りでもなく、同じものを2つの独立した測定で測ったときの隔たりです。実際に公表される計算では本質的にゼロになることはなく、ゼロを示す期間があれば、測定が完全だったというよりどちらかの数が合わせ込まれた可能性のほうが高いでしょう。

  3. 貿易黒字:輸出が輸入を上回る場合

    1. 純輸出:5,000 − 3,000 = 2,000
    2. 支出面:19,000 + 5,000 + 7,000 + 2,000 = 33,000
    3. 分配面:30,100で変わらない
    4. 統計上の不突合:33,000 − 30,100 = 2,900
    5. 純輸出のGDP比:2,000 ÷ 33,000 = 6.06パーセント

    貿易の位置を2,000の黒字に入れ替えると、支出面の合計は2,800上がります。輸入も減り、2つの動きがどちらも同じ向きに合計を押すからです。分配面は動かないので、不突合は2,900に開きます。両方を表示する意味はそこにあります。実際の経済でこれだけの隔たりが出れば、分配側のデータに何かが欠けているということになり、まず疑われるのは輸出企業が稼いだ利潤です。不突合はまさにそういうことを指し示すためにあります。

  4. 投資がゼロを下回る:在庫の取り崩し

    1. 純輸出:3,000 − 3,800 = −800
    2. 支出面:19,000 − 500 + 7,000 − 800 = 24,700
    3. 分配面:30,100で変わらない
    4. 統計上の不突合:24,700 − 30,100 = −5,400
    5. 純輸出のGDP比:−800 ÷ 24,700 = −3.24パーセント

    投資はここでマイナスになりうる2つの欄のひとつで、理由は在庫です。在庫に積み増すより在庫から売るほうが多い期間は、在庫投資がマイナスとして記録されます。支出は5,500減り、純輸出が変わっていないのに貿易の割合も動きます。分母が縮んだからです。GDP比はGDPが動くだけで動きうるという、よい念押しになっています。

  5. 補助金が生産に課される税を上回る場合

    1. 純輸出:3,000 − 3,800 = −800
    2. 支出面:30,200で変わらない
    3. 分配面:16,000 + 12,000 − 200 = 27,800
    4. 統計上の不突合:30,200 − 27,800 = 2,400
    5. 純輸出のGDP比:−800 ÷ 30,200 = −2.65パーセント

    マイナスになりうるもうひとつの欄です。生産に課される税から補助金を引いたもので、政府が生産者から取るより多くを生産者に払うとゼロを下回ります。分配面の合計は27,800に下がり、不突合は2,400のプラスに変わります。支出側のパネルは既定の場合とまったく同じで、気づくべき性質はそこにあります。2つの接近法は入力を共有していないので、同じ経済の生産が、両側とも内部的に整合したまま、まったく違う形で記述されうるのです。

適用限界

このページは恒等式であり、恒等式は入れた数の良さと同じだけしか良くありません。どの欄もどこかの期間の名目値で、8つすべてで期間が揃っていなければ2つの接近法は比較できず、不突合も意味を失います。ここにはインフレの調整がありません。ある年の合計と別の年の合計を入れるのは、でたらめな答えを出す最もよくある方法で、このページにそれを見つける手段はありません。構成要素は集計値でもあり、大事なものを隠します。消費19,000はそれが食料に使われたのか賭け事に使われたのかを何も言いませんし、投資5,000は新しい能力を建てたのかすり減った設備を替えただけなのかを何も言いません。GDPそのものが厚生ではなく生産の尺度であり、そこから抜け落ちるものは無作為ではなく体系的です。家庭内の無償労働、生産の環境負荷、生み出されたものの分配、買われたものの質は、いずれも境界の外にあります。とくに分配面はその最大の構成要素が残差計算なので、支出側より測定の不確かさを多く抱えており、それが不突合を解消せずに報告している理由のひとつです。最後に、ここに出る統計は予測でも政策手段でもありません。恒等式は成り立ち方によって成り立っており、このページで1つの項を変えると、他のどこが変わらなければならないかが分かるだけで、政府が実際に何をできるかは分かりません。

よくある質問

2つの接近法の答えが一致しないのはなぜか
別のデータから測っているからです。支出側は家計、企業、政府が何を買ったかの調査から積み上げ、分配側は給与記録、税務申告、企業会計から積み上げます。同じ経済を描写しているので一致するはずで、その差は調整して消すのではなく統計上の不突合として公表されます。ふつうの期間ではGDPの1パーセントの何分の一かです。大きいときは、たいてい2組のデータがわずかに違う集団や期間を覆っているか、改定が控えていることを意味します。
輸入はGDPの構成要素なのか
違いますし、式の中での現れ方は誤読しやすい形をしています。輸入は合計から引かれますが、単独でマイナスの寄与として扱われているからではありません。輸入はすでに消費・投資・政府支出の中に入っています。それらは財がどこで作られたかに関係なく購入を記録しているからです。輸入を外に出すと外国で作られた部分が取り除かれ、残るのは国内の生産だけになります。輸出を足して輸入を引く部分は、2つの構成要素ではなく純輸出という1つの項として読むのが正しい読み方です。
投資がマイナスとはどういう意味か
在庫が取り崩されたという意味です。国民経済計算の投資には企業が抱える在庫の増減が入るので、在庫から売るほうが補充より多い期間はマイナスになります。データの誤りではなくふつうの読みで、需要が予想外に強かったか、企業が意図的に在庫を減らしたかをたいてい示します。このページで正当にマイナスになりうる2つの欄のうちのひとつです。
貿易赤字は経済にとって悪いのか
それ自体では悪くありませんし、このページの恒等式がその理由を示しています。純輸出は和の1つの項であり、赤字はその国が輸出より多く輸入したというだけのことです。輸入した財は消費や投資の中に入っており、合計から引かれるのではなく合計に数えられています。赤字は国内需要の強さを映すことがあり、黒字は国内需要の弱さを映すことがあります。ある赤字が気がかりかどうかは、それを何が賄ったかと、その借入が持続可能かで決まり、どちらもここには見えません。
移転的支出が政府支出に入らないのはなぜか
生産物を買っていないからです。年金や失業給付は家計にお金を渡すだけで、その家計が使ったときに購入が消費として現れます。給付を政府支出としても数えれば、同じ生産物を二重に数えることになります。ですから国民経済計算の政府支出は、政府が自分のために買うもの、つまり公務員給与、道路、設備であって、支払った総額ではありません。
これらの合計を年をまたいで比べられるのか
このページから直接は比べられません。数が名目値で、価格の変化と生産量の変化が混ざっているからです。生産量が変わらず価格が10パーセント上がった経済は、GDPが10パーセント大きくなって見えますが、それは成長ではありません。年をまたぐ比較には価格の影響を取り除く物価指数が必要で、それがデフレーターの仕事であり、公表される計算では実質値がすでに済ませています。通貨と物価水準の違う国同士では、生の合計はさらに比較しにくくなります。
国民所得との関係はどうなっているのか
境界を少しずらして測った同じ考え方です。GDPは誰が生産要素を所有しているかに関係なく、国内で生み出された生産を数えます。国民所得はその国の居住者が稼いだものを測るので、海外から受け取る所得を足し、国内で外国人が稼いだ所得を引きます。国境をまたぐ投資が大きい経済や、海外に送金する労働者が多い経済では両者が目に見えて違うことがあり、どちらが正しい尺度かは、問いが生産についてなのか、そこに住む人々の所得についてなのかで決まります。

参考文献

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