FFMI計算
計算結果
除脂肪量指数(FFMI)
- 標準化FFMI
- 21.0
- 除脂肪体重
- 68.0 kg
- FFMI 25のときの除脂肪体重
- 81.0 kg
FFMIは、BMIから脂肪を抜き出した指数です。BMIは体重を身長の2乗で割るので、同じ筋肉量でも背の高い人と低い人では違う数になります。除脂肪量指数は痩せた部分だけを割るので、体格をまたいで比べられる数になります。すでに手元にある体脂肪率と体重を入れると、指数そのものと、身長1.8mに合わせた標準化FFMI、そして25の線に乗るのに要る除脂肪体重が返ります。同じカテゴリの除脂肪体重のページは、体脂肪率から除脂肪体重をキログラムで出します。こちらが返す主な数は指数で、単位はありません。筋肉量そのものを測っているわけではなく、この計算機も入力した体脂肪率をそのまま信じています。ここでいう25は、BMIの25とは別の量です。あちらは脂肪を含んだ体重を身長の2乗で割った値、こちらは除脂肪体重だけを割った値で、線そのものも別の研究から出ています。
FFMIの水準ごと・身長ごとの除脂肪体重
| FFMIの水準 | 身長170cm(kg) | 身長180cm(kg) | 身長190cm(kg) |
|---|---|---|---|
| 18 | 52 | 58.3 | 65 |
| 20 | 57.8 | 64.8 | 72.2 |
| 22 | 63.6 | 71.3 | 79.4 |
| 25 | 72.2 | 81 | 90.3 |
いちばん上の行が25の線で、出典のある水準はこれだけです。下の3行は位置を知るために置いています。どのセルも、その身長でその指数になる除脂肪体重ですので、背が高いほど同じ数に要る組織が増えます。目標の一覧ではなく目盛りとして読んでください。
公式
FFMI = 除脂肪体重(kg) ÷ 身長(m)² · 標準化FFMI = FFMI + 6.1 × (1.8 − メートルで表した身長)
- 体重
- 脂肪を含んだ、そのままの体重 (kg)
- 体脂肪率
- すでに手元にある体脂肪率。15なら15%という意味です
- 除脂肪体重
- 体重から脂肪を引いたもの:体重 × (1 − 体脂肪率 ÷ 100) (kg)
- 身長
- 立った状態の身長 (m)
体脂肪率の値がすでに手元にあり、それが自分の身長にとってどれくらいなのかを知りたいときに使います。体格の違う2人を比べていて、BMIが背の高いほうを重いと言い続けるときにも向いています。健康のスクリーニングではありません。公表されたリスク区分を持っているのはBMIのほうで、FFMIにはありません。25の線は測定についての注記として読み、人の評価として読まないでください。
計算例
180cm、80kg、体脂肪率15%
- 除脂肪体重:80 × (1 − 0.15) = 68kg
- 身長をメートルに直すと1.80
- FFMI:68 ÷ 1.80² = 21.0
- 1.8mちょうどなので補正項は6.1 × (1.8 − 1.8) = 0、標準化FFMIも21.0
- この身長での25の線:25 × 1.80² = 81kgの除脂肪体重
基準の身長では2つの列が必ず一致します。補正が動かすのは1.8mでない人だけなので、180cmの値は生の指数がそのまま比べられる唯一の場合です。
195cm、95kg、体脂肪率20%
- 除脂肪体重:95 × (1 − 0.20) = 76kg
- 身長をメートルに直すと1.95
- FFMI:76 ÷ 1.95² = 20.0
- 補正:6.1 × (1.8 − 1.95) = −0.92、標準化FFMIは19.1
- 1.95mでの25の線:25 × 1.95² = 95.1kgの除脂肪体重
同じ指数でも、背が高いほど多くの除脂肪体重を意味します。生の列は背の高い選手を甘く見せるので、比べるなら標準化した列のほうです。195cmで25に届くには、多くの人が体全体で抱えているのと同じくらいの除脂肪組織が要ります。
適用限界
FFMIは、入れた体脂肪率以上のものにはなりません。体脂肪率を体の外から測る方法はどれも数ポイントの誤差を抱えており、そこが4ポイントずれると指数はおよそ1ポイント動きます。身長の補正は自然法則ではありません。Kouriらは選手の小さな標本に引いた回帰直線の傾きとしてこれを当てはめたもので、身長に対して線形ではない指数に直線を当てているうえ、その場所以外で検証されたこともありません。25という数は1990年代初めに測られた83人と74人、つまり筋肉増強剤の使用者と非使用者から出たもので、大半がアメリカの白人男性で、著者自身が予備的な所見だと書いています。調査者が手がかりとして使うための目安であって、診断ではなく、誰かの上限でもありません。このページは何も測定しておらず、入力された体脂肪率が正確かどうかも分かりません。子供、10代、妊娠中の方には向いていません。
よくある質問
- FFMIは高いほうがよいのか
- 公表された健康な範囲がないので、よいとは何かという問いに正直な答えはありません。研究の裏付けがある数は25だけですが、それは目標ではなく筋肉増強剤のスクリーニングの閾値です。1995年の研究では、非使用者がそのあたりで明確な上限に達した一方、使用者の多くはそれを超えていました。競技として鍛えていない男性の多くは18から22のあいだに入り、同じ筋肉量でも体脂肪が減れば、組織を1キロも増やさずに指数は上がります。
- 除脂肪量指数はBMIと何が違うのか
- BMIは体重をそのまま身長の2乗で割るので、脂肪と筋肉が同じ重みで数えられ、痩せて重い選手が肥満と読まれます。除脂肪量指数は痩せた部分だけを割るので、筋肉量が同じ195cmと170cmの選手がここでは同じ数に、BMIでは大きく違う2つの数になります。その代わりに体脂肪率が要り、その値がこのページでいちばん信用できない入力になります。
- なぜ1.8mに標準化するのか
- 指数が身長から完全には独立していないからです。同じ筋肉量なら背の高い人ほど除脂肪体重を多く抱えるので、生の値は身長とともに上にずれます。Kouriらは標本の非使用者に回帰直線を引き、その傾きである1立方メートルあたり6.1kgを使って、すべての値を身長1.8mの男性の位置に移しました。この論文は摘要では6.3と書いており、原典の中に食い違いがあります。このページは本文にある6.1を使っています。
- FFMIが高いと筋肉増強剤を使っているということか
- そうではありません。これは調査者が測定値しか持たない場面のために提案された目安で、著者自身が予備的だと述べています。25を超える1回の値には無害な説明がいくつもあり、体脂肪率の推定が不正確だった、非常に痩せてよく鍛えた人だった、身長が範囲の端だった、補正項そのものの誤差だった、といったものです。その誤差の多くは値を上に押します。1つの指数だけで誰かを断定することは、この研究が支える結論ではありません。
- どの体脂肪率を入れるべきか
- いちばん信用できる値で、しかも戻ってくるたびに同じ方法のものを入れてください。皮脂厚計・メジャー・体組成計・DEXAは互いに一致しませんし、一致する必要もありません。数が役に立つのは方法が固定されているからで、それで何カ月かの変化に意味が出ます。測定値がまったくないなら、先に体脂肪率のページか米海軍法のページを使って、その結果をここに持ってきてください。
参考文献
- Fat-free mass index in users and nonusers of anabolic-androgenic steroids — Kouri EM, Pope HG Jr, Katz DL, Oliva P — Clinical Journal of Sport Medicine, 1995
- Body Mass Index (BMI) — 健康的な体重とは何か — US Centers for Disease Control and Prevention