フェンス計算
計算結果
フェンスの支柱の本数
- 羽板の枚数
- 234
- 横材の本数
- 26
- 横材の長さ(フィート)
- 208 ft
- 支柱の長さ(フィート)
- 8 ft
フェンス計算は、フェンスを形づくる3つの材料——支柱の本数、羽板の枚数、横材の本数——を、総延長・支柱の間隔・羽板の規格・1区画あたりの横材の本数から出す計算です。数え方は掛け算1回ではなく3段階で、3つとも切り上げます。支柱は総延長を支柱の間隔で割って切り上げ、両端のぶんを1本足します。羽板はまず1区画ぶんを数えてから区画数を掛けます。横材は区画数に1区画あたりの本数を掛けます。支柱の間隔を決めると残り2つの数が決まるので、実質的にこのページの主役は支柱の間隔です。羽板も同じくらい効きます。1×4の実幅は88.9 mm、1×6は139.7 mmで、同じ2 mの区画に前者は23枚、後者は15枚しか入りません。木製フェンスの羽板は突き付けで並べ、区画の最後の1枚を残りの幅に合わせて裁つのが普通です。羽板のあいだの隙間そのものは、このページでは出しません。柵の隙間は施工の余裕であって、検査で測る数ではないからです。30 m、支柱の間隔2 m、1×6、1区画あたり横材2本なら、支柱16本、羽板225枚、横材30本になります。
3種類の羽板の実幅と、2 mの区画に入る枚数
| 羽板の規格 | 実幅(mm) | 2 mの区画に入る枚数(突き付け) |
|---|---|---|
| 1×4の羽板(実幅88.9 mm) | 88.9 | 23 |
| 1×6の羽板(実幅139.7 mm) | 139.7 | 15 |
| 5/4×6の羽板(実幅139.7 mm) | 139.7 | 15 |
2列目は羽板を実際に測った幅、3列目はその幅を2 mの区画に割り付けて切り上げた結果です。上の2行は並べて読んでください。1×4と1×6は呼び寸法で2 in、実幅で50.8 mm違うだけで、同じ区画に入る枚数は23枚と15枚、つまり3分の1違います。下の2行は同じ数です。1×6と5/4×6は面幅が同じで、違うのは厚みだけであり、厚みは入る枚数を変えません。種類を選ぶときは、まず幅が足りるかを見て、そのあとで厚みが要るかどうかを見てください。
公式
柱間の数 = ceil( フェンスの全長 ÷ 支柱の間隔 ) 支柱の本数 = 柱間の数 + 1本 羽板 = 柱間の数 × ceil( (柱間の長さ + 羽板の隙間) ÷ (羽板の実幅 + 羽板の隙間) ) 横材 = 柱間の数 × 柱間ごとの横材の本数
- フェンスの全長
- フェンスの総延長(フィート)。外沿から外沿までを測ります。
- 支柱の間隔
- 支柱の間隔(フィート)。木製フェンスなら2 m前後が普通です。
- 羽板の実幅
- 羽板1枚の実幅(インチ)。1×4は3.5 in、1×6と5/4×6は5.5 inです。
- 羽板の隙間
- 羽板のあいだに空ける隙間(インチ)。突き付けの目隠しフェンスなら0です。
- 柱間の数
- 区画の数。切り上げた整数で、最後の区画はほかの区画より短くなることがあります。
- 支柱の本数
- 支柱の総本数。両端にも柱が立つので、区画の数より1本多くなります。
まず柱の位置を決めてください。あとの2つの材料は区画の数で決まるので、買う羽板と横材の数を決めるのは総延長ではなく支柱の間隔です。総延長はフェンスの線に沿って測り、柱が実際にどこに立つかを決めます。門、庭木、隅角は、望むと望まないとにかかわらず、どこかの区画を短くします。次に羽板を選びます。幅は呼び寸法ではなく実寸で入れてください。1×4は3.5 in、1×6は5.5 inで、4 inと6 inで入れるとどの区画も足りなくなります。突き付けの目隠しフェンスなら、隙間は0のままにします。1区画の羽板の枚数を切り上げるのは意図したことで、区画の最後の1枚は残りの幅に合わせて裁ち落とします。木製フェンスではそれが普通です。門を付けるなら、その区画は別に計算してください。門はおよそ半区画ぶんの羽板を食い、支柱2本と枠が別に要ります。
計算例
100 ftの目隠しフェンス、支柱の間隔8 ft、1×6の羽板、横材は1区画2本
- 区画の数:100 ÷ 8 = 12.5、切り上げて13区画
- 支柱:13 + 1 = 14本(多い1本は末端の支柱です)
- 1区画の羽板:96 ÷ 5.5 = 17.45、切り上げて18枚(18枚目は裁ち落とします)
- 羽板の総数:13 × 18 = 234枚
- 横材:13 × 2 = 26本、26 × 8 ft = 208リニアフィート
- 支柱に買う長さ:フェンス6 ft + 地中2 ft = 8 ft
- メートル法で見ると:総延長30.48 m、支柱の間隔2.44 m、支柱に買う長さはおよそ2.4 mです
既定値そのままの例です。2か所は二度読む価値があります。100 ftは12.5区画なので、端が短い13区画になります。区画の割り付けを意図的に広げない限り、フェンスはそうなります。もう1つ、234枚は100 ft ÷ 5.5 in(1,200 inを5.5 inで割って218枚)ではありません。区画ごとの切り上げが13区画それぞれに1枚ずつ足していて、その1枚が裁ち落とされるぶんです。
150 ft、1×4の羽板、1/2 inの隙間、横材3本
- 区画の数:150 ÷ 8 = 18.75、切り上げて19区画
- 支柱:19 + 1 = 20本
- 1区画の羽板:(96 + 0.5) ÷ (3.5 + 0.5) = 24.1、切り上げて25枚
- 羽板の総数:19 × 25 = 475枚
- 横材:19 × 3 = 57本、456リニアフィート
- 支柱に買う長さ:6 + 2 = 8 ft
- メートル法で見ると:総延長45.72 m、支柱の間隔2.44 m、羽板は幅88.9 mmで隙間が12.7 mmです
上の1×6の区画と見比べてください。突き付けなら8 ftの区画に1×4が28枚入るところへ、1/2 inの隙間を空けると25枚に減ります。1割強の減少で、これは隙間1つぶんが区画全体に積み上がった量です。細い羽板に隙間を空ける構成は、太い板を突き付ける構成と使う材積はほぼ同じですが、風が抜けるフェンスになります。
30 ftの低いフェンス、支柱の間隔6 ft、5/4×6の羽板
- 区画の数:30 ÷ 6 = 5(割り切れたので短い区画はありません)
- 支柱:5 + 1 = 6本
- 1区画の羽板:72 ÷ 5.5 = 13.09、切り上げて14枚
- 羽板の総数:5 × 14 = 70枚
- 横材:5 × 2 = 10本、60リニアフィート
- 支柱に買う長さ:4 + 2 = 6 ft
- メートル法で見ると:総延長9.14 m、支柱の間隔1.83 m、支柱に買う長さはおよそ1.8 mです
5/4×6の羽板は実幅5.5 inで、1×6とまったく同じです。ですから1区画に入る枚数も同じで、違うのは厚みだけです。参考表で2つの行の数が同じなのはそのためです。高さが触るのは最後の出力だけです。4 ftを6 ftに変えてもどの数も動かず、買う支柱だけが6 ftから8 ftに伸びます。
適用限界
このページは材料を数えるだけで、フェンスの設計はしません。支柱の断面、基礎の深さ、風荷重、凍結深度は見ていません。風の当たる場所に立てる高さ1.8 mの目隠しフェンスには、ここで出る数より太い支柱と深い基礎が要りますが、このページはそれについて何の意見も持ちません。報告する支柱の長さは、フェンスの高さに地中2 ft(約0.6 m)を足しただけの経験値で、規格の値ではありません。凍土が深い土地では0.9 m以上埋める必要があり、コンクリート基礎なのか金属の支柱靴なのかでも変わります。門のぶんは引いていません。幅1.2 mの門はおよそ半区画ぶんの羽板を食い、支柱2本と枠が別に要ります。隅角も、それぞれの辺に1本ずつ柱が要ります。横材は1本につき区画の長さ1つぶんとして数えているので、リニアフィートは買う量であって、切ったあとの長さではありません。数え方は、総延長の全体で羽板の幅が1種類、横材の本数も1通りという前提です。最後に、最後の区画はほかの区画より短くなることが多く、それはフェンスとしては普通のことですが、その区画の羽板も横材も現場で切ることになります。
よくある質問
- 30 mのフェンスに羽板は何枚必要ですか
- 1×6の羽板で支柱の間隔2 mなら225枚です。柱間の数は30 ÷ 2 = 15で割り切れ、支柱は15 + 1 = 16本になります。羽板は1区画あたり2 m = 78.74 inを実幅5.5 inで割って14.32、切り上げて15枚、これが15区画で225枚です。30 mを実幅139.7 mmでそのまま割った214.7枚より多くなるのは、1区画ずつ数えて切り上げるからで、その差は各区画で最後の1枚を裁ち落とすぶんです。
- 30 mのフェンスに支柱は何本必要ですか
- 支柱の間隔2 mなら16本です。区画の数は30 ÷ 2 = 15で、そこに末端の1本を足します。支柱が区画の数より1本多いのは、両端にも柱が立つからです。区画を割り切らせたいときは間隔を少し詰めてください。1.9 mなら15.8で16区画、2 mちょうどなら15区画で、最後の区画が短くなります。
- 羽板のあいだに隙間は空けますか
- 木製の目隠しフェンスなら空けません。突き付けで並べ、区画ごとに最後の1枚を残りの幅に合わせて裁つのが普通です。風を通したいフェンスなら隙間を空けます。1×4の羽板に12.7 mmの隙間を空けると、1区画が28枚から25枚になり、1割ほど減ります。このページは隙間を入力として受け取り、0なら突き付けの枚数を出します。排他的に、並べ終わったあとの隙間そのものは出しません。フェンスではそれは施工の余裕であって、目標にする数ではないからです。
- 支柱はどれくらいの長さを買えばよいですか
- このページはフェンスの高さに2 ftを足した値を出します。1.8 mのフェンスなら8 ft(およそ2.4 m)です。この2 ftは経験値で、規格の値ではありません。コンクリート基礎に立てる北米の一般的なやり方で、凍土が深い土地では0.9 m以上埋めてください。金属の支柱靴に立てたり、フェンスが塀の上に載ったりする場合は、この数はまったく当てはまりません。また、この行は出力の表示単位がフィートで固定されているので、入力にメートルを使ってもフィートで表示されます。
- 横材は何本必要ですか
- 高さ2 mまでのフェンスなら1区画あたり2本が普通で、既定値も2本です。それより高い場合、羽板が薄い場合、風を受け止める必要がある場合は3本にしてください。30 m、支柱の間隔2 m、1区画2本なら15 × 2 = 30本です。横材の総延長は30 × 2 m = 60 mで、出力の表示単位がフィートなので197 ftと出ます。買うのはこの長さで、切ったあとの長さではありません。横材は支柱の間隔の長さで売られているのが普通なので、短い区画のぶんは現場で切ります。
- フェンスの高さは羽板の枚数を変えますか
- 変えません。高さが決めるのは支柱の長さと、間接的に3本目の横材が要るかどうかだけです。羽板は横に数えるもので、縦には数えないので、同じ長さなら高さ1.2 mのフェンスも1.8 mのフェンスも使う枚数はまったく同じで、1枚ずつが短くなるだけです。高さを変えてみてください。どの数も動かず、支柱の長さだけが動きます。