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CalcMax

手すり子計算

範囲:1 ft〜1,000 ft

範囲:0.50 in〜12 in

範囲:0.50 in〜24 in

計算結果

43

手すり子の数

手すり子の間の隙間(in)
3.99 in
手すり子の間の隙間(mm)
101.3 mm

手すり子計算は、2本の端柱のあいだの区間の長さと手すり子1本の幅、許される最大の隙間を入れると、買うべき手すり子の本数と、均等に並べたときの実際の隙間を出す計算です。本数は易しいほうで、合否を分けるのは手すり子の間隔のほうです。間隔は自分で選べません。本数を決めた時点で、隙間は残った長さを(本数 + 1)で割った値に決まります。北米で使われるのは4インチ球体規則で、デッキの手すりでは直径4インチの球が手すり子のあいだを通ってはいけない、というものです。日本の住宅では110 mm以下、現場によっては100 mm以下と書かれます。数ミリの違いは長い区間では手すり子1〜2本の差になるので、このページは上限を定数にせず入力にし、参考表にも4つの上限を並べています。区間の長さはmやcmでも入れられ、上限の欄もmmに切り替えられます。20 ft(240 in)の区間を2インチ角(実寸1.5 in)の木製で見ると、4インチ球体規則なら43本で隙間3.99 in、110 mmなら41本、100 mmなら44本です。

上限と手すり子の幅別、10 mあたりの手すり子の本数

隙間の上限10 mあたりの木製手すり子(実寸38 mm角)10 mあたりの金属製手すり子(実寸12.7 mm)
4インチ球体規則7187
100 mm7288
110 mm6781
6インチ装飾ピッチ5260

根数は10 mの区間を2本の端柱のあいだで見た数で、端柱そのものは入っていません。木製の列は呼び2インチ角(実寸38 mm角)、金属製の列は呼び半インチ(実寸12.7 mm)の手すり子を並べたときの数です。切り上げてあるので、必要な数より少なく見えることはありません。あなたの区間の隙間が実際いくつになるかは、上のパネルが出します。この表は横に読んでください。同じ10 mでも、4インチ球体規則なら木製で71本、110 mmなら67本、6インチの装飾ピッチなら52本です。金属製は細いので、同じ上限では本数が増えます(87本と71本)。表の数がパネルの数より大きいのは、基準にした区間が長いからです。10 mは割り切れないことが多く、そのぶん隙間が上限に近づきます。

公式

手すり子の本数(n) = ceil( ( L − g ) ÷ ( w + g ) ) その後 隙間 = ( L − n × w ) ÷ ( n + 1 )

L
2本の端柱のあいだの区間の長さ(インチ)。手すりの外側の面どうしではなく、端柱の内側と内側のあいだを測ります。
w
手すり子1本の幅(インチ)。2インチ角の木製は実寸1.5 inです。
g
許される最大の隙間(インチ)。4インチ球体規則なら4、110 mmなら4.33、100 mmなら3.94を入れます。
n
手すり子の本数。割り算の答えを切り上げた整数です。
隙間
実際に残る隙間(インチ)。検査で測られるのはこの数です。

2本の端柱が決まってから使います。区間は端柱のあいだで測るのであって、手すりの外側の面どうしではありません。ここを取り違えると両端で1本ずつ損をします。区間を測り、手すり子を決め(2インチ角の木製は実寸1.5 in、呼び半インチの金属製はさらに細いことがあります)、それから規定の上限を入れます。4インチ球体規則なら4 inのまま、110 mmなら単位をmmに切り替えて110、100 mmなら100です。式は本数を切り上げるので、出てくる隙間は必ず上限以下になります。ちょうど上限と同じ値が出たら、その区間は割り切れたというだけのことで、短くする必要はありません。階段の手すりは、区間を勾配に沿って測ります。手すり子は踏み板の上に立っていて、その間隔も手すりに沿って測るからです。隙間そのものは水平に測るので、上限はそのまま使えます。

計算例

  1. 20 ftのデッキ手すり、2インチ角の木製、上限4インチ

    1. 端柱のあいだの区間:20 ft × 12 = 240 in
    2. 手すり子:(240 − 4) ÷ (1.5 + 4) = 236 ÷ 5.5 = 42.91、切り上げて43本
    3. 隙間:(240 − 43 × 1.5) ÷ 44 = 175.5 ÷ 44 = 3.99 in、ミリメートルでは101.3 mm
    4. 公制のまま確かめる:区間は6,096 mm、手すり子は38.1 mm、上限は101.6 mm。(6,096 − 101.6) ÷ (38.1 + 101.6) = 5,994.4 ÷ 139.7 = 42.91、切り上げて43本

    既定値そのままの例です。面白いのは切り上げのところで、割り算が求めているのは42.91本ですから43本目が足され、1本が1.5 inあるために隙間は4.00 inから3.99 inへ下がります。無駄にはなっていません。その1本ぶんが適合の余裕を買っていて、残った101.3 mmは110 mm規定の検査で測られる数そのものです。

  2. 8 ftの階段手すり、上限4インチ

    1. 端柱のあいだの区間:8 ft × 12 = 96 in
    2. 手すり子:(96 − 4) ÷ 5.5 = 16.73、切り上げて17本
    3. 隙間:(96 − 17 × 1.5) ÷ 18 = 70.5 ÷ 18 = 3.92 in、ミリメートルでは99.5 mm
    4. 公制のまま確かめる:区間は2,438.4 mm、上限は101.6 mm。(2,438.4 − 101.6) ÷ 139.7 = 2,336.8 ÷ 139.7 = 16.72、切り上げて17本

    上の20 ftと見比べてください。長さは6割に減り、本数もそれにつられて6割に減るのに、隙間はほとんど動きません(3.92 inと3.99 in)。これがこのページの性格です。本数は区間に比例し、隙間は上限に束縛されるので、ほとんどの現場で3.5〜4.0 inのあいだに収まります。4 inを大きく下回る隙間は、その区間が割り切れなかったというだけのことです。

  3. 12 ftの金属製手すり、上限110 mm

    1. 端柱のあいだの区間:12 ft × 12 = 144 in
    2. 上限の換算:110 mm ÷ 25.4 = 4.331 in
    3. 手すり子:(144 − 4.331) ÷ (0.5 + 4.331) = 139.67 ÷ 4.831 = 28.91、切り上げて29本
    4. 隙間:(144 − 29 × 0.5) ÷ 30 = 129.5 ÷ 30 = 4.32 in、ミリメートルでは109.6 mm
    5. 公制のまま確かめる:区間は3,657.6 mm、上限は110 mm、手すり子は12.7 mm。(3,657.6 − 110) ÷ (12.7 + 110) = 3,547.6 ÷ 122.7 = 28.91、切り上げて29本

    同じ区間を4インチ球体規則で作ると32本になるので、12 ftの手すりでは二つの規定の差が3本になります。110 mmのほうが緩い規定で、どちらか分からないまま図面が入れ替わると、片方の規定で作って片方の規定で検査されることになります。幅にも注目してください。半インチの金属製は2インチの木製より細いので、同じ上限を守るには本数が増えます。

適用限界

このページがやるのは間隔の計算だけで、それ以外は何もしません。規定そのものは知りません。4 in、100 mm、110 mmという上限は入力であって、デッキの手すり、階段の手すり、商業施設のガードのどれに当てはまるかを判定する仕組みはありません。大きすぎる上限を入れると、適合しない手すりでも平気で計算してしまいます。手すりの高さ、耐えるべき荷重、横材の寸法、手すり子の留め方も見ていません。2インチ角の手すり子を4 inピッチで並べても、横材への留め方が悪ければ検査には落ちます。本数は、すでに立っていて互いに同じ太さの2本の端柱のあいだに手すり子が並ぶという前提の数です。端柱が手すり子より太いときは、入力欄のとおり内側の面どうしのあいだを測ってください。使う手すり子の幅は区間の全体で1つだけなので、太いものと細いものを交互に並べる装飾や、途中にゲートがある区間は、2回に分けて計算してください。最後に、式は区間を直線として扱います。曲がった手すりは弦の集まりで、それぞれが独立した区間です。

よくある質問

20 ftのデッキ手すりには手すり子が何本必要ですか
2インチ角の木製で上限4インチなら43本です。区間は240 inで、(240 − 4) ÷ 5.5 = 42.9、切り上げて43本になり、隙間は3.99 in残ります。110 mmの上限なら同じ区間で41本、100 mmなら44本、半インチの金属製なら53本です。計算そのものは毎回同じで、変わるのは上限と幅だけです。
4インチ球体規則とは何ですか
北米のガードや階段手すりで使われる判断基準で、直径4インチ(101.6 mm)の球がどの開口部も通れないこと、つまり手すり子のあいだの隙間が4 in未満であることを求めます。子どもの頭に対する安全規則であって、デザインの好みではありません。検査は文字どおり、棒の先に付けた4インチの球で行います。日本の慣行では同じ考え方を『隙間は110 mm以下』と書くことが多く、こちらは4.33 inなので少し緩くなります。
上限は4インチと110 mmのどちらにすればよいですか
図面や検査で指定されたほうにしてください。二つは近いですが同じではなく、12 ftの区間では3本の差になります。日本で作るなら110 mm、現場によっては100 mmが普通です。上限の欄は単位をmmに切り替えられるので、110や100をそのまま入れてください。インチのままなら110 mmは4.33、100 mmは3.94です。どちらか決められないときは厳しいほうを選んでください。手すり子が1〜2本増えるだけで、どちらの規定も満たせます。
隙間が4 inではなく3.99 inになるのはなぜですか
本数が整数だからです。このページは、どの隙間も上限以下に保てる最少の本数を探し、残った長さを等分します。その結果がちょうど上限になることはほとんどありません。3.99 inはその区間がうまく割り切れたということで、3.4 inなら割り切れなかったというだけのことで、余った分は害になりません。端から4 inちょうどで割り付けていくやり方は、最後の1つが残り全部になって上限を超えうるので使えません。
区間は端柱も含めて測りますか
いいえ。入力欄が求めているのは2本の端柱のあいだの正味の区間です。手すり子が埋めるべきなのはその空間だからです。4×4の端柱で作った20 ftの手すりなら、区間は約19.4 ftになります。20 ftのまま入れると、短い区間には要らなかった手すり子を1本買うことになります。上限は超えないので壊れはしませんが、その1本は無駄です。端柱が手すり子と同じ太さのときは、内側の面から内側の面までを測ってください。
階段の手すりでも使えますか
使えます。ただし区間は、階段が占める水平距離ではなく、手すりの勾配に沿って測った長さを入れてください。手すり子は踏み板の上に立っていて、その間隔は手すりに沿って測るからです。隙間そのものは手すり子から手すり子まで水平に測る量で、4インチの球も110 mmもそれを見ているので、上限はそのまま使えます。階段はほかに、手すりの高さと荷重も確認が必要ですが、このページはそこまで見ません。

参考文献

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