女性のBMI計算
計算結果
BMI
- 健康的な体重の下限
- 50.4 kg
- 健康的な体重の上限
- 68.1 kg
- 肥満判定の体重
- 81.7 kg
女性向けと名乗るBMIのページは、たいてい黙っていることを先に書きます。BMIの切れ目は男女で同じで、このページも女性だけの基準は使いません。18.5、25、30という3本の線は男性にもそのまま当てはまります。違うのは計算の手間のほうです。このページはそれぞれの切れ目を、あなたの身長で何kgにあたるかに直して出します。体重計に乗ってそのまま比べられるので、BMIを表から探し直す手間がいりません。出すのは健康的な体重の下限と上限、それに肥満判定の体重がどこから始まるかの3本です。同じ身長と体重を使うページにBMI計算がありますが、あちらはBMIそのものとBMIプライム、それにBMIによる区分の表を出すページで、こちらは身長別の体重線のほうを出します。
身長別に見た、女性の健康的な体重と肥満判定の体重
| 身長(cm) | 健康的な体重の下限(kg) | 健康的な体重の上限(kg) | 肥満判定の体重(kg) |
|---|---|---|---|
| 150 | 41.6 | 56.3 | 67.5 |
| 155 | 44.4 | 60.1 | 72.1 |
| 160 | 47.4 | 64 | 76.8 |
| 165 | 50.4 | 68.1 | 81.7 |
| 170 | 53.5 | 72.2 | 86.7 |
| 175 | 56.7 | 76.6 | 91.9 |
| 180 | 59.9 | 81 | 97.2 |
どの列も、BMIの切れ目である18.5、25、30に身長の2乗を掛けたものです。同じ表は男性にもそのまま当てはまります。変わるのは数の後ろにある体組成だけです。
公式
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²、しきい値の体重 = しきい値 × 身長(m)²
- 身長
- 立ったときの身長。メートルで表します (m)
- 体重
- 体重。キログラムで表します (kg)
BMIの値ではなく、目指す体重や、これ以下に抑えたいという体重が欲しいときに使います。出てくる3本の線、つまり健康的な体重の下限、その上限、肥満判定の体重は、かかりつけの医師が使う表と同じ切れ目を、あなたの身長のkgに書き直しただけのものです。妊娠中の人にはこのページは向きません。妊娠中の体重増加は、妊娠前のBMIを軸にした別の表で見ます。
計算例
165cm、60kg
- 身長の2乗:1.65 × 1.65 = 2.7225
- 60 ÷ 2.7225 = 22.0なので、BMIは22.0
- 健康的な範囲:18.5 × 2.7225 = 50.4kgから25 × 2.7225 = 68.1kgまで
- 肥満の区分は30 × 2.7225 = 81.7kgから
22.0は健康的な範囲の下半分で、25の線を越えるまでに8.1kgの余裕があります。
175cm、75kg
- 身長の2乗:1.75 × 1.75 = 3.0625
- 75 ÷ 3.0625 = 24.5
- 健康的な範囲:56.7kgから76.6kgまで
- 肥満の区分は91.9kgから
24.5は健康的な範囲の中ですが、線まであと1.6kgしかありません。同じ上限の線が165cmでは8.5kg低いのは、どれにも身長の2乗が掛かっているからです。
適用限界
BMIは女性だからといって違う読み方をしないので、このページは女性専用の切れ目を出すことができません。そもそも公表している機関がありません。体組成も見えていません。同じBMIでも、筋肉が多く脂肪が少ない人とその逆の人が同じ数になり、閉経後は同じBMIがふつうより高い体脂肪率に対応します。妊娠中と20歳未満では検証されていません。脂肪がどこについているかを捕まえるのは腹囲で、それは別の判断であって、このページが出せるものではありません。
よくある質問
- BMIは女性と男性で違うのか
- 違います。18.5、25、30という切れ目は男女共通で、女性専用のBMI表を出している機関はありません。男女で違うのは同じBMIのときの体組成で、女性はふつう男性より体脂肪率が高くなります。しきい値が変わるのではなく、同じ数が女性では脂肪を少なめに言ってしまうということです。
- BMI25は何kgか
- 身長によって変わります。しきい値に身長の2乗を掛けるからです。165cmならBMI25は68.1kg、175cmなら76.6kgになります。この計算機が結果の2行目に出しているのがそれで、あなたの身長で健康的な範囲が終わる体重です。
- BMI30は何kgか
- 同じ掛け算を25ではなく30でやります。165cmで81.7kg、175cmで91.9kgです。この体重を超えると肥満の区分が始まります。身長は2乗されるので、25の線と30の線の間隔は身長が高いほど速く広がります。165cmで13.6kg、175cmで15.3kgです。
- 妊娠中にこのページを使うべきか
- 使わないでください。妊娠中の体重増加は、固定の区分ではなく妊娠前のBMIを軸にした表で見ます。そしてその表の要点は、体重が増えるのが前提だというところにあります。このサイトには妊娠中の体重増加の計算ツールが別にあります。妊娠中の体重をここに入れると健康的な範囲を上回っていると出ますが、それは知っても役に立たない情報です。
- このページにBMIプライムがないのはなぜか
- 説明が要るからです。BMIプライムはBMIを25で割った数で、健康的な範囲の上限と自分を比べるための道具です。その上限はkgでじかに書けますし、このページはそうしています。体重計と同じ単位の数がひとつだけのほうが、ふたつより動きやすいはずです。
- 女性の健康的な体重は男性と違うのか
- 性別では変わりません。同じ身長なら健康的な体重の範囲は男女で同じです。BMIが身長と体重だけで定義されているからです。同じ身長の二人は同じ3本の線を共有します。違うのは体組成のほうで、同じBMIなら女性のほうが脂肪が多く筋肉が少ないのがふつうです。
参考文献
- Obesity: preventing and managing the global epidemic (WHO Technical Report Series 894) — World Health Organization
- Body Mass Index (BMI) — 健康的な体重とは何か — US Centers for Disease Control and Prevention
- 食生活改善指導担当者テキスト ~栄養指導・健康教育編~(表Ⅲ-3-1栄養アセスメントにおける身体計測) — 厚生労働省, 2021